脳神経血管内治療センター

昭和大学藤が丘病院内に最新の医療設備と優れた技術を有する医師を集め、脳神経血管内治療センターを開設いたしました。

脳神経血管内治療とは

脳神経血管内治療とは、カテーテルという細いチューブをX線透視下に、脳血管の病変部まで挿入し、その中を通過する様々なデバイス(治療するための機材)を用いて病変部の治療を行う新しい方法です。この方法は約30年前から行われてきましたが、当初はX線撮影装置、カテーテルの開発の遅れから、必ずしも良好な治療成績は得られませんでした。しかし、近年のカテーテルや各種のデバイスの開発、高性能のX線撮影装置の導入に伴い、治療成績は飛躍的に向上しており、疾患によっては、従来の開頭手術成績を上回るようになってきました。ただ、扱う病変が脳内の非常に繊細な部分ですので、治療に当た