- 昭和大学附属烏山病院
- 受診?入院の方
- 受診される方
- 専門外来のご案内
- こころのリスク外来
こころのリスク外来
近年、10代?20代(ユース世代)の思春期?青年期において生じる、様々なこころの疾患に発展するリスクが高い状態(こころのリスク状態)に注目が集まっています。当外来では、こころのリスク状態を早期に発見し適切な治療を行っていくための専門外来を開設しております。(足彩胜负彩6年4月より診療開始)診療内容と特色
10代?20代(ユース世代)の思春期?青年期は、身体の変化と同時にこころも変化する時期です。また、この時期には、自分自身のことや人間関係の悩み、いじめや不登校など思春期の心性や自我の発達過程で多くの困難にぶつかることがあります。こころに変化が生じる思春期の繊細な時期にこうした問題に遭遇すると、こころのバランスが崩れてこころの病気になってしまうリスクが高まることもあります。統合失調症やうつ病などこころの病気になる危険性が高まっている状態を“こころのリスク状態”と言います。こころのリスク状態では、様々な症状が出現し、症状による苦痛や困惑を感じることに加え、これまで出来ていた日常生活や学校生活における様々なことが出来なくなってしまうことがあります。こうしたこころのリスク状態を早期に発見して適切な治療を開始していくことが、のちの統合失調症やうつ病の発生予防につながるほか、出来なくなってしまった生活における様々な機能を回復させる可能性があるため、早期発見?早期治療が非常に重要となります。
ただし、こころのリスク状態で見られる症状には様々なパターンがあり、漠然として捉えどころがないため、なかなか言葉にして人に相談出来なかったり、自分がこころのリスク状態に該当するのかよく分からなかったりすることも多いかと思います。自分の症状について、以下の「こころのチェックシート(本人用)」で確認してみましょう。
『こころのチェックシート(本人用)