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緩和ケア病棟
緩和ケア病棟はがんから生じる苦痛(つらさ)を緩和するための病棟です。痛みやだるさ、吐き気や息苦しさでお悩みではありませんか?
ぜひ一度、主治医や担当看護師など身近な医療スタッフにご相談ください。
病棟設備
病室
全室個室25床患者さん?ご家族が他者に気を遣わずに、快適でリラックスできる環境です。
室内の設備詳細
- 各部屋からベッドごとにテラスに出入りできます。
- 枕元で、ナースコール?エアコン?照明がコントロールできます。
- 床頭台の下に小さい冷蔵庫があります。
- トイレはウォシュレットが付いています。
- ベッドには上げ下げができるリモコンがついており、各自で調整できます。
有料室は、以下が追加されます。
- テレビ(テレビ台付き)
- 電話:時間帯、地域によっては交換台(オペレーター)を通していただきます。
持込の電化製品利用も許可していますのでご相談ください。
デイルーム?談話室
患者さん?ご家族がご自由に利用できる開放された空間です。
室内以外の場で自由に行動でき、交流することができます。自室と異なった場で過ごすことで、単調な生活からくる退屈さや孤独感などを軽減し、気分転換や他者からのエネルギーを受け、生活することを実現する場でもあります。
食事やお茶などに利用したり、また、病棟内でのレクリエーションなども催される場でもあります。
室内以外の場で自由に行動でき、交流することができます。自室と異なった場で過ごすことで、単調な生活からくる退屈さや孤独感などを軽減し、気分転換や他者からのエネルギーを受け、生活することを実現する場でもあります。
食事やお茶などに利用したり、また、病棟内でのレクリエーションなども催される場でもあります。
家族室
患者さんの孤独感や不安感の軽減のために、ご家族が宿泊(長時間の付添い)をする場合に、ご家族が昼夜を問わず適度な休息をとることができること、および大切な時間を、患者さんとご家族ができるだけ一緒に過ごすことができることを目的にしています。使用状況により相部屋となる場合もございますので、予めご相談ください。布団:レンタル1泊550円(税込)
浴室:ご家族用も備えています
患者さんのベッドサイドに簡易ベッドを利用してお泊りいただくこともできます。
ヒーリングルーム
患者さん?ご家族が自由に利用できる、多目的の部屋です。
これは、比較的広いスペースの中で、患者さん?ご家族が他者に気を遣わず、快適さ?安心?リラックスした環境の中で、気分転換や大切な記念日?誕生会などを、個々の状況とニーズに合わせて実現するための場所です。エレクトーンが設置されており自由にご利用可能です。
これは、比較的広いスペースの中で、患者さん?ご家族が他者に気を遣わず、快適さ?安心?リラックスした環境の中で、気分転換や大切な記念日?誕生会などを、個々の状況とニーズに合わせて実現するための場所です。エレクトーンが設置されており自由にご利用可能です。
浴室
一般浴室
一般的な形の浴槽とシャワーがあります。
ご希望によりご家族と一緒に、浴槽にゆっくりと入れます。
一般的な形の浴槽とシャワーがあります。
ご希望によりご家族と一緒に、浴槽にゆっくりと入れます。
機械浴室
介助が必要な患者さんが、寝たままの状態で入ることができます。
これは、日常生活動作の低下した患者さんでも、より安楽に身体の清潔を常に保持できるよう準備しております。
介助が必要な患者さんが、寝たままの状態で入ることができます。
これは、日常生活動作の低下した患者さんでも、より安楽に身体の清潔を常に保持できるよう準備しております。
キッチン?茶器?共用冷蔵庫?製氷機?下膳棚
患者さん?ご家族が自由に利用できる共有スペースです。
その時々の病状や状態に合わせて調理したりできるようにすること、また、ご家族が患者さんのために慣れ親しんだ嗜好に合わせた食事などを提供できることで、双方が食事への喜びを感じていただけます。
その時々の病状や状態に合わせて調理したりできるようにすること、また、ご家族が患者さんのために慣れ親しんだ嗜好に合わせた食事などを提供できることで、双方が食事への喜びを感じていただけます。
洗濯室
洗濯機?乾燥機(有料)があり、患者さん?ご家族が自由に利用できます(7:00~22:00)。また、院内のランドリーサービスもご利用いただけます。(期間:最短2週間~、料金:2,160円(税込)~)その他
- 面会時間等についてはこちらをご覧ください。
- 平日は移動売店が病室まで訪問しています。 販売時間は病棟ごとに異なりますので、各病棟でご確認ください。
- 入院前の見学は受け付けておりません。
入院費について
緩和ケア病棟の入院医療費は定額制で健康保険適応です。枠内の医療費は高額療養費制度の対象となります。
1か月の医療費負担 (2022年4月現在)
70歳未満 | 70~74歳 高齢者受給者証 | 75歳以上 後期高齢 | |
1割?2割 | ---- | 57,600円(2割) | 57,600円(1割) |
3割 | 約46万円 | 約25万円 | |
限度額適用認定証を 利用した場合 | 35,400円~約25万円 | 15,000円~約17万円 |
※上記医療費に加え状況により、下記の料金が加算されます。
入院環境料(個室差額料金) 22,000円/日(税込)
食事代 460円/食
無料室でのテレビレンタル代 550円/日
その他、レンタル料金
入院環境料差額室料のかからない病室もあります。詳しくは外来受診時にお尋ねください。
緩和ケア病棟へ入院する手続き
緩和ケア病棟へ入院するためには、まず緩和ケア病棟入院判定外来を受診(ご家族のみでも可能)していただき、入院判定会議の結果で入院の適応が決定します。当院受診中の患者さん
主治医や看護師にご相談ください。入院判定医師、看護師、必要に応じ医療ソーシャルワーカーが面談をさせていただきます。
当院以外に受診中の患者さん
現在の医療機関の主治医にご相談いただき、当院地域医療連携室に連絡していただけるよう、お伝えください。予約日が決まりましたら、紹介元の医療機関へ外来日時をご連絡させていただきます。
TEL:045-949-7000(代表)
入院判定会議と適応基準
緩和ケア病棟入院の入院判定会議では、適応基準である以下の3項目を満たしているかを検討します。適応基準
- 悪性新生物(がん)であること。
- 何らかの苦痛症状があること。
- 本人が緩和ケア病棟への入院を拒否していないこと。
緩和ケア病棟とホスピスの違い
- 緩和ケア病棟は「最期に行くところ」ではありません。
- がん治療が終了もしくは中断している時に、がん自体やがん治療から生じる苦痛症状を緩和するために特化した病棟です。
- 苦痛症状が安定したら、退院(転院)を目指していきます。
- 主治医の許可があれば外出、外泊も可能です。
ご理解いただきたいこと
- 症状緩和のための病棟ですので、苦痛症状が緩和され、病状が安定しましたら、在宅療養または他病院または施設への転院を検討させていただくことがあります。
- 苦痛症状が特になく緩和医療を必要としない患者さんで、主に療養を目的とした入院は原則として、お受けしておりません。
- 抗がん剤などを使用したがん治療は行っていません。
- 院内(敷地内含む)は全面禁煙です。