出生前検査外来

★NIPT、コンバインド検査、羊水検査などの、妊娠中の胎児に関する遺伝学的検査をご希望の方、検討中の方は、必ずこの「出生前検査外来」を受診し、遺伝カウンセリングを受けていただきます。

★ただし、出生前検査外来では、超音波などの胎児評価は行いません。
胎児に所見を認める場合は、当院産婦人科を受診いただき、検査前に児の評価を受けることもご検討ください。

★本ページをよくお読みになり、専用予約サイトより外来予約手続きをして下さい。ページ下部にリンクがあります。

「出生前検査」とは

妊娠中の胎児について、生まれる前に、どのような病気を持っているかを調べる検査のことを、広く「出生前検査」と呼びます。出生前検査を行うことにより、赤ちゃんの先天性疾患(生まれつきの病気)の一部を調べることができます。
検査には、大きく分けて、染色体疾患の診断やリスクを判定するもの(遺伝学的検査)と脳や心臓などの臓器の病気、形態変化を診断する形態学的検査(超音波検査)があります。
ここでは、主に遺伝学的な出生前検査について説明します。

病気によっては、生後すぐに治療が必要なものもあります。出生前検査により、妊娠中に赤ちゃんの病気が分かった場合、生まれてからの治療やサポートについて準備をして、お産に備えることができます。また、妊娠中に治療が可能なこともあります(胎児治療)。

一方で、診断がつくことによって悩みや心配が増える場合もあります。

検査を受ける際には、それぞれの検査の特徴、対象疾患、合併症などについてご理解いただいく必要があります。この外来では、情報の整理をしながら、検査を受けることの意味などについて、ご夫婦と共に考えていきます。可能な限り、ご夫婦(パートナー)での受診を推奨しています。

当院で対応可能な出生前検査と実施時期(目安)

非確定的検査