精神医学講座

講座紹介

平成19年度から本学精神医学講座を担当しております。
精神医学講座は本部のある旗の台ではなく、附属烏山病院を拠点とすることが、大学の方針として決定しています。

したがって今後は454床を擁する烏山病院を、大学附属病院にふさわしい急性期や救急治療に対応できる精神科専門病院として一層充実させていく所存であります。
烏山病院は大正15年創立という長い歴史をもち、特に統合失調症の患者さんの社会復帰では先駆的業績も挙げてきました。

こういった伝統を生かして、今後はうつ病患者さんの復職支援や発達障害当事者の就労支援にも精神科リハビリテーションの対象を広げていこうとも考えています。
認知症疾患治療病棟と精神科病棟合わせて100床をもつ附属横浜市北部病院、コンサルテーション?リエゾンと外来診療を主とする藤が丘病院と東病院を加えた4病院の緊密な連携によって、卒後研修や学位?指定医免許や学会専門医取得を含むフルスペックの精神科臨床が大学内で可能という、本学の利点を最大に生かした教室運営をこころがけていきます。

We remain the most humanistic discipline within medicine. We are privileged to be trusted by our patients, who share their most private lives with us. Much of the time we are able to offer them a helping hand - the greatest pleasure that a human being can experience.

これは13年間 American Journal of Psychiatryの編集長を勤めたN.C. Andreasenの退任の辞です。
精神障害に悩む人たちに手を差しのべる意欲に満ちた若い諸君とともに、本学で精神医学に研鑽する喜びを是非とも共有したいと思います。

昭和大学 医学部 精神医学教室
主任教授 岩波 明

講座紹介

昭和大学医学部精神医学教室は、昭和大学附属病院(昭和大学附属烏山病院、足彩胜负彩附属東病院、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学附属豊洲病院)全体の精神科医局として、臨床や研究をおこなっています。

臨床では外来?リエゾン中心の総合病院の精神科から、精神科救急を担う専門施設としての精神科まで、幅の広い臨床経験が得られると共に、研究