医学部4年の山近萌恵乃さんが日本循環器学会関東甲信越地方会のStudent Awardで最優秀賞を受賞

受賞?表彰#医学部

医学部4年の山近萌恵乃さんが、第274回日本循環器学会関東甲信越地方会(12月14日:ステーションコンファレンス東京)で、Student Awardのファイナリストに選出され、最優秀賞を受賞しました。山近さんは「冠攣縮の関与が推察される突然死例における心外膜冠動脈と心筋間小動脈の病理形態異常」の演題名で発表し、冠攣縮の関連が示唆される病理解剖症例について、近年再注目されている心筋間微小血管構造において、それに関連する形態異常を検討して考察した内容が高く評価され、同賞に選定されました。

 

山近萌恵乃さんのコメント

この度は、このような素晴らしい賞を頂戴し大変嬉しく存じます。
本演題では、冠攣縮の関与が疑われる症例において、心筋間の小動脈を含めた冠動脈の病理形態異常を検討しました。冠攣縮は機能的な病態であり、その病理形態は未だ解明されていない点が多くあることを学びました。今後もさらなる検討を重ねていきたいと考えております。
今回、このような発表の場をいただき大変貴重な経験となりました。初めての経験で分からないことばかりでしたが、一からご指導いただいた医学部法医学講座の松山高明教授をはじめ、先生方に心より御礼申し上げます。今後も多くのことに興味を持ち、学び続けていきたいと思っております。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。



松山教授と山近さん左から、山近萌恵乃さん、松山高明教授   
山近さん表彰式の様子