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循環器センター 心臓血管外科
お知らせ
診療科?センター紹介
循環器センター(心臓血管外科)は、2015年11月から現チームでスタート、2018年1月に小児心臓病の診療グループが旗の台の足彩胜负彩に移転後、狭心症?心筋梗塞?弁膜症?大動脈疾患といった成人の心臓血管外科治療に特化した診療科となりました。
落合正彦先生が率いる循環器内科グループと綿密にタッグを組み、患者さんに適した治療方針の判断を行っています。特に最近はお互いの技術を最大限に生かした動脈瘤に対する血管内治療(ステントグラフト内挿術)も施行しています。
今回2023年4月より新たに心臓血管外科診療科長に奥山浩が就任しました。循環器センター長南渕明宏とともに、この新体制で引き続き神奈川地区をはじめ関東全域での心臓血管外科手術の基幹病院となることを目標に日々 精進していきたいと考えております。
心臓血管外科の歴史の中で重要とされる一つとして心拍動下バイパス術があります。この先駆者である南渕明宏センター長が その手技を全国に普及、教育してきた実績があります。 その精神、技術を学びながら現在当院では後天性心疾患の広範囲な手術を施行、多くの患者さんへ貢献、心臓外科医の育成、指導を行っております。
落合正彦先生が率いる循環器内科グループと綿密にタッグを組み、患者さんに適した治療方針の判断を行っています。特に最近はお互いの技術を最大限に生かした動脈瘤に対する血管内治療(ステントグラフト内挿術)も施行しています。
今回2023年4月より新たに心臓血管外科診療科長に奥山浩が就任しました。循環器センター長南渕明宏とともに、この新体制で引き続き神奈川地区をはじめ関東全域での心臓血管外科手術の基幹病院となることを目標に日々 精進していきたいと考えております。
心臓血管外科の歴史の中で重要とされる一つとして心拍動下バイパス術があります。この先駆者である南渕明宏センター長が その手技を全国に普及、教育してきた実績があります。 その精神、技術を学びながら現在当院では後天性心疾患の広範囲な手術を施行、多くの患者さんへ貢献、心臓外科医の育成、指導を行っております。
当科受診をお考えの患者様へ
当科は心臓外科手術を行う診療科です。私(南渕明宏)を中心に、奥山浩、中川博文、寺田拡仁、そして研修医師の諸兄姉、といった専門医療集団が、冠動脈バイパス手術、心臓弁の形成術、人工弁置換術、大動脈瘤の手術を行っています。
患者さんは全国から心臓の手術を受けに当科にお越しになります。
ではどのような経緯で当科に辿りつかれるのでしょうか?
まずは当科専属のコーディネーター?深津より子に電話連絡(045-949-7660)が入ることで患者さんとの交流が始まります。
患者さんのお立場や考え方は様々です。「地元の病院で手術が決まっているが、どうも不安でどうしてもそちらで手術を受けたい」こういったケースが当科で手術をお受けになる患者さんの大半です。しかし、一方で「時々なんだか胸が苦しくなるんですが、心臓病でしょうか?」といった、そもそも心臓病と診断される以前の状態の患者さんからの相談もあり、対応に苦慮することもあります。よく話を聞くと、かかりつけのお医者さんとのコミュニケーションがよくとれていない、という相談だったりします。
患者さんは不安のどん底にあります。病気を告げられた患者さんの頭の中は「これからどうなるんだ???」そういう不安から逃れたい人は、たまたま入ってきた都合のいい解釈を信じてしまいます。「症状がまだないからこのまま様子を見る、でいいんですよね。手術は嫌ですから」。反対に大げさに考えて「もう、何が何でも徹底的に今ここで治してください!」こんな方もいらっしゃいます。
医療者の日々は研鑽?精進ですが、数多くの心臓外科治療を行ってきた我々のグループにご相談いただくのも一考とお勧めする次第です。
当科へのアプローチはかかりつけ医から当院の地域連携室を経由される場合もありますが、すでに紹介状をお持ちの方、また、かかりつけの医師から紹介状をいただける場合は、あて先を「昭和大学横浜市北部病院循環器センター 心臓血管外科」としていただいてご持参ください。
心臓の外科手術が必要と判断されたわけではない「よく調べてもらいなさい」と主治医からご指示いただいている患者様は、循環器内科(昭和大学横浜市北部病院循環器センター 循環器内科)での受診をお勧めします。そこで「これは手術が必要!」となれば当科に担当が変わることになります。
なお、紹介状がなくても受診は可能ですが、専門分野での診療を希望されるそれなりの合理性(別臓器の疾患が疑われる場合や、他医で対処しかねる病態であること)がない場合は診察?検査に長時間を要したり、診察までの待ち時間も長引く場合がありますのでご了承ください。
しかし今までかかっていらっしゃったお医者さんとは180度、全く違う見解が見出されることもあり、まずは診察させていただく、というのもあなたの生命予後のために意義深いことかもしれません。
当科の外来診察は南渕が木曜日午後、奥山が水曜日午前となっておりますが、患者様の状況に応じて曜日?時間帯は臨機応変に対応しております。
主な対象疾患
- 成人後天性心疾患
- 虚血性心疾患、弁膜症(大動脈弁や僧帽弁などの狭窄?閉鎖不全)、大動脈瘤、末梢動脈疾患など
- 成人の不整脈:心房細動、心房粗動、上室頻拍、ペースメーカなど
主な診療実績等
【成人心臓外科?手術】(合併手術あり)
手術名 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
冠動脈バイパス術 | 85件 | 77件 | 73件 | 84件 | 57件 |
弁膜症手術 | 102件 | 57件 | 76件 | 66件 | 61件 |
大血管手術 | 47件 | 23件 | 24件 | 20件 | 18件 |
心臓腫瘍 | 2件 | 2件 | 1件 | 1件 | 1件 |
末梢血管手術 | 12件 | 17件 | 12件 | 25件 | 28件 |
先天性手術 | 2件 | 0件 | 2件 | 0件 | 1件 |
心臓血管外科手術について
センター長の南渕 明宏は、成人心臓血管外科を専門とし、長年首都圏で冠動脈バイパス手術やその類縁疾患?心臓弁疾患?大動脈瘤などの数多くの手術に携わり、研鑚を積んできました。その経験を活かすべく、主に南渕 明宏が中心となり、奥山 浩?中川 博文?寺田 拡仁がそれぞれチームを組み、日々診療に取り組んでおります。スタッフ紹介
診療担当医
氏名 | 役職 | 専門 | 資格 |
南渕 明宏 なぶち あきひろ |
センター長?特任教授 | 成人心臓血管外科 | 医学博士 厚生労働省認定臨床研修指導医 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構:心臓血管外科専門医?修練指導医 日本循環器学会:循環器専門医 日本外科学会:外科専門医?外科指導医 アジア心臓血管外科国際会員 |
奥山 浩 おくやま ひろし |
心臓血管外科診療科長?教授 | 成人心臓血管外科 | 医学博士 厚生労働省認定臨床研修指導医 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構:心臓血管外科専門医?修練指導医 日本外科学会:外科専門医?外科指導医 日本循環器学会:循環器専門医 アジア心臓血管外科国際会員 |
中川 博文 なかがわ ひろふみ |
助教 | 成人心臓血管外科 | 医学博士 日本外科学会:外科専門医 三学会構成心臓血管外科専門医認定機構:心臓血管外科専門医?修練指導医 厚生労働省認定臨床研修指導医 |
中村 圭佑 なかむら けいすけ |
助教 | 成人心臓血管外科 ステントグラフト |
厚生労働省認定臨床研修指導医 |
川幡 大嗣 かわはた たいし |
助教 | 成人心臓血管外科 ステントグラフト |
日本専門医認定機構:外科専門医
腹部ステントグラフト内挿術実施医 |
北尾 真友子 きたお まゆこ |
助教(医科) | 専攻医2年次 | |
深津 より子 ふかつ よりこ |
看護師 コーディネーター |
医師、患者間を繋ぎ、術前、入院、術後の問題を円滑に管理しています。 |
外来担当医表
循環器センター