眼科学講座 Ophthalmology
主任教授挨拶
平成30年4月より昭和大学医学部眼科学講座主任教授および眼科診療科長に就任しております。眼科学は昭和大学の前身である昭和医学専門学校創立当初(昭和3年?西暦1928年5月)より設置されており、大学内で最も伝統のある診療科の一つであります。主任教授は、初代教授である鳥山晃先生から数え、私で6代目となります。これまで在籍した同窓生は500名を越え、学是である「至誠一貫」の教えのもと全国津々浦々で活躍しており、地域眼科医療の重要な担い手となっております。
現在、眼科が設置されている大学附属病院は、東病院、藤が丘リハビリテーション病院、横浜市北部病院、江東豊洲病院の4施設であり、旗の台にある東病院を基幹病院とし、一つの医局で運営しております。各病院はそれぞれの特色を活かした診療、研究を行なっており、白内障、緑内障、網膜硝子体などの主要疾患のみならず、幅広い分野を手掛けております。東病院では眼外傷、眼形成、涙道、未熟児網膜症、緑内障、藤が丘病院では眼内レンズ、涙道、横浜市北部病院では角膜、網膜疾患、江東豊洲病院では黄斑疾患が多く集まり、専門性を向上させております。さらに定期的な研究会で情報交換を行うことで各病院の連携を深めております。たいへん大きな医局であり、今後も維持発展させていきたいと考えております。当教室は、「技術的にも精神的にも実地に役立つ良質な眼科専門医の育成」を使命としております。「最新の医療」「チーム医療」を軸に「安全な医療」を目指し、さらに、近隣医療機関と密接な診療連携による「かかりつけ医」制度を促進いたします。また東病院では平成8年から区南部眼科救急医療体制を稼働させており、曜日ごとに東邦大学病院、荏原病院との時間外診療をシェアしております。一方、医学研究にも力点を置き、基礎医学教室との共同研究を促進させていきます。
これまで多くの医師が研鑽し、業績を残し、教室の発展、眼科学の進歩に寄与してきました。今後も、さらに多くの専攻医が門戸を叩き、我々と共に眼科学の発展に貢献することを強く希望いたします。そしてグローバルな医療人として国際貢献できることを望みます。
現在、眼科が設置されている大学附属病院は、東病院、藤が丘リハビリテーション病院、横浜市北部病院、江東豊洲病院の4施設であり、旗の台にある東病院を基幹病院とし、一つの医局で運営しております。各病院はそれぞれの特色を活かした診療、研究を行なっており、白内障、緑内障、網膜硝子体などの主要疾患のみならず、幅広い分野を手掛けております。東病院では眼外傷、眼形成、涙道、未熟児網膜症、緑内障、藤が丘病院では眼内レンズ、涙道、横浜市北部病院では角膜、網膜疾患、江東豊洲病院では黄斑疾患が多く集まり、専門性を向上させております。さらに定期的な研究会で情報交換を行うことで各病院の連携を深めております。たいへん大きな医局であり、今後も維持発展させていきたいと考えております。当教室は、「技術的にも精神的にも実地に役立つ良質な眼科専門医の育成」を使命としております。「最新の医療」「チーム医療」を軸に「安全な医療」を目指し、さらに、近隣医療機関と密接な診療連携による「かかりつけ医」制度を促進いたします。また東病院では平成8年から区南部眼科救急医療体制を稼働させており、曜日ごとに東邦大学病院、荏原病院との時間外診療をシェアしております。一方、医学研究にも力点を置き、基礎医学教室との共同研究を促進させていきます。
これまで多くの医師が研鑽し、業績を残し、教室の発展、眼科学の進歩に寄与してきました。今後も、さらに多くの専攻医が門戸を叩き、我々と共に眼科学の発展に貢献することを強く希望いたします。そしてグローバルな医療人として国際貢献できることを望みます。
沿革
当教室の歴史は、昭和3年に創立した昭和大学の前身、昭和医学専門学校開設時にさかのぼります。「昭和医学専門学校10周年記念」によると、昭和3年5月15日に医学博士鳥山晃教授兼眼科医長就任診療ののち眼科学は昭和4年4月に開講、以来、教授として鳥山晃(昭和3年~昭和44年)、増田茂(昭和44年~昭和53年)、深道義尚(昭和53年~平成4年)、小出良平(平成4年~24年)、稲富誠(平成8年~平成18年)、高橋春男(平成24年~平成30年)が教室を主宰し眼科の発展に寄与してきました。平成24年から眼科学講座に移行し、現在、恩田秀寿(平成30年~)が主任教授に就任しております。昭和13年に竣工した新外来棟での診療から、昭和62年に中原街道を挟んで隣接した東棟(現東病院)の竣工に伴い、昭和62年に眼科は全面移転し今日に至ります。足彩胜负彩2年4月より藤澤邦見が教授(員外、足彩胜负彩5年に北部病院に異動)に着任しました。
藤が丘病院眼科は横浜市青葉区に昭和50年に開院し、昭和51年に荻野總夫(教授)が就任以来、谷口重雄(教授、平成5年~平成26年)、西村栄一(教授、平成28年~)が診療科長に就任しております。平成21年に隣接した藤が丘リハビリテーション病院に眼科は全面移転しました。
昭和大学横浜市北部病院は横浜市青葉区に平成13年に開院し、同年に小池正直(講師)、平成23年に藤澤邦見(准教授、足彩胜负彩2年1月より教授)、足彩胜负彩2年に薄井隆宏(准教授)、足彩胜负彩5年に藤澤邦見(教授)が診療科長に着任しております。
昭和大学江東豊洲病院は、豊洲病院を前身とし、平成26年に東京都江東区に開院しました。同年に笹元威宏(准教授)、平成28年に岩渕成祐(准教授、平成29年より教授)が診療科長に着任しております。また平成18年に豊洲クリニックが開院し、高橋春男(旧豊洲病院 眼科教授)が院長に就任しました。(現在、眼科診療は江東豊洲病院に移転)
当教室の歴史は、昭和3年に創立した昭和大学の前身、昭和医学専門学校開設時にさかのぼります。「昭和医学専門学校10周年記念」によると、昭和3年5月15日に医学博士鳥山晃教授兼眼科医長就任診療ののち眼科学は昭和4年4月に開講、以来、教授として鳥山晃(昭和3年~昭和44年)、増田茂(昭和44年~昭和53年)、深道義尚(昭和53年~平成4年)、小出良平(平成4年~24年)、稲富誠(平成8年~平成18年)、高橋春男(平成24年~平成30年)が教室を主宰し眼科の発展に寄与してきました。平成24年から眼科学講座に移行し、現在、恩田秀寿(平成30年~)が主任教授に就任しております。昭和13年に竣工した新外来棟での診療から、昭和62年に中原街道を挟んで隣接した東棟(現東病院)の竣工に伴い、昭和62年に眼科は全面移転し今日に至ります。足彩胜负彩2年4月より藤澤邦見が教授(員外、足彩胜负彩5年に北部病院に異動)に着任しました。
藤が丘病院眼科は横浜市青葉区に昭和50年に開院し、昭和51年に荻野總夫(教授)が就任以来、谷口重雄(教授、平成5年~平成26年)、西村栄一(教授、平成28年~)が診療科長に就任しております。平成21年に隣接した藤が丘リハビリテーション病院に眼科は全面移転しました。
昭和大学横浜市北部病院は横浜市青葉区に平成13年に開院し、同年に小池正直(講師)、平成23年に藤澤邦見(准教授、足彩胜负彩2年1月より教授)、足彩胜负彩2年に薄井隆宏(准教授)、足彩胜负彩5年に藤澤邦見(教授)が診療科長に着任しております。
昭和大学江東豊洲病院は、豊洲病院を前身とし、平成26年に東京都江東区に開院しました。同年に笹元威宏(准教授)、平成28年に岩渕成祐(准教授、平成29年より教授)が診療科長に着任しております。また平成18年に豊洲クリニックが開院し、高橋春男(旧豊洲病院 眼科教授)が院長に就任しました。(現在、眼科診療は江東豊洲病院に移転)
講座の特色
足彩胜负彩を基幹病院とし、附属病院、関連病院との強い診療ネットワークを構築しています。当講座の医局員は旗の台、藤が丘、横浜市北部、江東豊洲の4病院間でローテーションを行っており、各病院の診療領域を全医局員が享受できるような体制をとっております。また地域関連病院にも積極的に医師を派遣しております。このネットワークの中で医局員は眼科全疾患に対する診療?手術を数多く経験できる眼科プロフェッショナリズムの修得を目標としています。
眼外傷学、白内障手術学は教室の特色であり、昭和時代から連綿と受け継がれております。眼窩骨折、外傷性視神経症の症例数は国内屈指であり、東病院は本邦で最も手術件数が多い施設のひとつです。昭和53年に白内障手術手技としての超音波乳化吸引術および眼内レンズ挿入術(現在の標準的白内障手術)を本邦で最も早い段階に導入し確立してきたように、現在もなお最新の術式の導入と手術教育に力を注いでおります。その他、緑内障、網膜硝子体、眼形成、斜視、涙道手術などの手術教育にも力を注いでおります。
各病院では定期的な眼科研究会?病診連携会を主催しており、各医局員は症例?研究発表を積み重ねることで専門性の向上と自己研鑽に努めております。
足彩胜负彩:旗の台眼科研究会、昭和大学眼科学術研究会
藤が丘病院:神奈川県?昭和大学藤が丘合同オープンカンファレンス、藤が丘アイフォーラム
横浜北部病院:昭和大学横浜市北部病院病診連携の会
江東豊洲病院:江東眼科学術研究会
足彩胜负彩を基幹病院とし、附属病院、関連病院との強い診療ネットワークを構築しています。当講座の医局員は旗の台、藤が丘、横浜市北部、江東豊洲の4病院間でローテーションを行っており、各病院の診療領域を全医局員が享受できるような体制をとっております。また地域関連病院にも積極的に医師を派遣しております。このネットワークの中で医局員は眼科全疾患に対する診療?手術を数多く経験できる眼科プロフェッショナリズムの修得を目標としています。
眼外傷学、白内障手術学は教室の特色であり、昭和時代から連綿と受け継がれております。眼窩骨折、外傷性視神経症の症例数は国内屈指であり、東病院は本邦で最も手術件数が多い施設のひとつです。昭和53年に白内障手術手技としての超音波乳化吸引術および眼内レンズ挿入術(現在の標準的白内障手術)を本邦で最も早い段階に導入し確立してきたように、現在もなお最新の術式の導入と手術教育に力を注いでおります。その他、緑内障、網膜硝子体、眼形成、斜視、涙道手術などの手術教育にも力を注いでおります。
各病院では定期的な眼科研究会?病診連携会を主催しており、各医局員は症例?研究発表を積み重ねることで専門性の向上と自己研鑽に努めております。
足彩胜负彩:旗の台眼科研究会、昭和大学眼科学術研究会
藤が丘病院:神奈川県?昭和大学藤が丘合同オープンカンファレンス、藤が丘アイフォーラム
横浜北部病院:昭和大学横浜市北部病院病診連携の会
江東豊洲病院:江東眼科学術研究会
専門領域 末尾にある各附属病院のホームページよりご覧ください。
大学病院?関連病院 2024年10月
足彩胜负彩附属東病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
主任教授 | 恩田 秀寿 | Hidetoshi Onda |
准教授 | 齋藤 雄太 | Yuta Saito |
准教授 | 浅野 泰彦 | Yasuhiko Asano |
准教授(医局長) | 遠藤 貴美 | Kimi Endo |
講師 | 友寄 英士 | Eiji Tomoyori |
講師 | 木崎 順一郎 | Junichiro Kizaki |
助教 | 栗岡 隆弘 | Takahiro Kurioka |
助教 | 石川 美穂 | Miho Ishikawa |
助教 | 三浦 瑛子 | Eiko Miura |
助教 | 砂川 珠輝 | Tamaki Sunakawa |
助教 | 木佐貫 祐揮 | Yuki Kisanuki |
助教 | 嶌嵜 創平 | Souhei Shimasaki |
大学院生(生理学) | 福岡 聖也 | Seiya Fukuoka |
助教(医科) | 加藤 大智 | Daichi Katou |
大学院生(公衆衛生) | 河野 現紀 | Genki Kono |
助教(医科) | 久保田 大智 | Daichi Kubota |
助教(医科) | 紀伊 健太朗 | Kentarou Kii |
非常勤医師
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
名誉教授 | 小出 良平 | Ryohei Koide |
名誉教授 | 稲冨 誠 | Makoto Inatomi |
名誉教授 | 谷口 重雄 | Shigeo Yaguchi |
名誉教授 | 高橋 春男 | Haruo Takahashi |
客員教授 | 田邉 吉彦 | Yoshihiko Tanabe |
客員教授 | 関 保 | Tamotsu Seki |
客員教授 | 志和 利彦 | Toshihiko Shiwa |
客員教授 | 小沢 忠彦 | Tadahiko Kozawa |
兼任講師 | 清水 潔 | Kiyoshi Shimizu |
兼任講師 | 桂 美樹 | Miki Katsura |
兼任講師 | 朝廣 千博 | Chihiro Asahiro |
兼任講師 | 伊藤 勇 | Isamu Ito |
兼任講師 | 神谷 諭紀 | Yuki Kamiya |
兼任講師 | 西村 有希子 | Yukiko Nishimura |
兼任講師 | 吉田 真人 | Masato Yoshida |
兼任講師 | 島田 一男 | Kazuo Shimada |
兼任講師 | 塚原 正彦 | Masahiko Tsukahara |
兼任講師 | 嶋田 摂也 | Setsuya Shimada |
兼任講師 | 岡本 幸子 | Sachiko Okamoto |
兼任講師 | 菊地 琢也 | Takuya Kikuchi |
兼任講師 | 岡和田 英昭 | Hideaki Okawada |
兼任講師 | 和田 悦洋 | Yoshihiro Wada |
兼任講師 | 横山 康太 | Kouta Yokoyama |
兼任講師 | 田中 槙子 | Makiko Tanaka |
兼任講師 | 後藤 聡 | Satoshi Goto |
非常勤医師 | 山岡 聡子 | Satoko Yamaoka |
非常勤医師 | 平野 彩 | Aya Hirano |
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
教授 | 西村 栄一 | Eiichi Nishimura |
准教授 | 早田 光孝 | Mitsutaka Soda |
助教 | 吉田 健也 | Kenya Yoshida |
大学院生 | 二階堂 裕士 | Yuji Nikaido |
助教(医科) | 柚木﨑 悠衣 | Yui Yunokizaki |
助教(医科) | 大塚 優 | Masaru Ootsuka |
助教(医科) | 三村 華代 | Hanayo Mimura |
助教(医科) | 藤井 宏行 | Hiroyuki Fujii |
助教(医科) | 川地 真一 | Shinichi Kawachi |
非常勤医師
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
兼任講師 | 渡辺 早弥子 | Sayako Watanabe |
兼任講師 | 中島 佳子 | Yoshiko Nakajima |
昭和大学横浜市北部病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
教授 | 藤澤 邦見 | Kunimi Fujisawa |
講師 | 禅野 誠 | Makoto Zenno |
助教 | 嶌嵜 薫 | Kaoru Shimasaki |
助教 | 和田 清花 | Sayaka Wada |
助教(医科) | 岡部 穂奈美 | Honami Okabe |
助教(医科) | 桂 沙樹 | Saki Katsura |
助教(医科) | 北村 昂司 | Kouji Kitamura |
助教(医科) | 鈴木 康介 | Kousuke Suzuki |
非常勤医師
役職 | 氏名 | name |
兼任講師 | 薄井 隆宏 | Takahiro Usui |
非常勤医師 | 大崎 慶花 | Chika Osaki |
昭和大学江東豊洲病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
教授 | 岩渕 成祐 | Shigehiro Iwabuchi |
准教授 | 小菅 正太郎 | Shotaro Kosuge |
助教 | 安達 まい | Mai Adachi |
助教(医科) | 鶴井 雅美 | Masami Tsurui |
助教(医科) | 大坂 萌乃 | Moeno Oosaka |
非常勤医師
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
兼任講師 | 笹元 威宏 | Takehiro Sasamoto |
非常勤医師 | 平野 彩 | Aya Hirano |
非常勤医師 | 西崎 理恵 | Rie Nisizaki |
軽井沢西部総合病院
役職 | 氏名 | name |
医長 | 石田 航 | Wataru Ishida |
医員 | 堀江 遙夏 | Haruka Horie |
友愛記念病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医員 | 土野 圭 | Kei Tsuchino |
医員 | 藤森 琢磨 | Takuma Fujimori |
富士吉田市立病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医員 | 飯田 英里 | Eri Iida |
高崎総合医療センター
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医長 | 土屋 明 | Akira Tsuchiya |
総合高津中央病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医長 | 杉山 奈津子 | Natsuko Sugiyama |
あそか病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医長 | 酒井 徳子 | Noriko Sakai |
田園調布中央病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医長 | 岩田 充弘 | Mitsuhiro Iwata |
横浜旭中央病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医長 | 阿久津 美由紀 | Miyuki Akutsu |
川崎協同病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医長 | 吉見 翔太 | Shouta Yoshimi |
比嘉眼科病院
役職 | 氏名 | name |
---|---|---|
医員 | 石橋 慧一 | Keiichi Ishibashi |