病院食から学ぶ減塩のコツ

里芋といかの煮物

里芋といかの煮物 里芋といかの煮物

ワンポイント解説

  • 1人分エネルギー 72kcal
  • 食塩 0.4g
  • 【旨味の利用】
    昆布やかつお節など、天然のだしの旨味は塩味を引き立ててくれます。
  • 【食塩と甘味は一緒に減らす】
    塩や醤油を減らしても、砂糖やみりんをたっぷり使うと、味のバランスが悪くなり、食塩を足したくなります。食塩と一緒に砂糖やみりんも控えましょう。
  • 【煮汁にとろみを】
    味付けが物足りない場合、水溶き片栗粉で煮汁にとろみをつけ、材料全体にからませると薄味でも味を感じやすくなります。
  • 1日の推定エネルギー必要量 男性 2,650kcal 女性 2,000kcal

材料(2人分)

  • 里芋:120g
  • いか:40g
  • 人参:30g
  • だし汁:100cc
  • 醤油:小さじ1
  • みりん:小さじ1

作り方

  1. 里芋は皮をむき、鍋にかぶるくらいの水で火にかける。沸騰したら湯を捨てて里芋をざるに取って水洗いし、ぬめりをとる。
  2. いかは足をはずして水洗いし、胴は1cm幅の輪切りに、足は目、口を取って2本ずつに切り、足先を切りそろえる。
  3. だし汁、醤油、みりんを煮立てて、いかをひと煮し、取り出す。
  4. (3)の鍋に里芋を入れ、落し蓋をして里芋に火が通り味がしみるまで、ときどき鍋底を返しながら弱火で煮る。
  5. 最後にいかを戻し入れ、2~3分煮て仕上げる。

30~49歳、身体活動レベルふつう(座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業?接客等、あるいは通勤?買い物?家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む)の人の参考値(出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)」)