所長あいさつ

臨床薬理研究所長臨床薬理研究所長
小林真一

平成23年10月6日、昭和大学臨床薬理研究センター(現:臨床薬理研究所)が昭和大学附属烏山病院(約400床?世田谷区)に開設されます。

本研究所は44床の研究用ベットを有し、第I相試験等の経験が多く、また造詣の深い医師3名が担当します。学校法人昭和大学の一つの正式事業として行われることから、本研究所で実施する医薬品候補の第I相試験を他の昭和大学附属8病院(3,200床)臨床専門領域各科で第II相試験(POC,POM試験等)まで実施できるよう体制構築に努めています。

また昭和大学が医療系総合大学であることから、医学部?歯学部?薬学部?保健医療学部の教育の場として医療系人材の育成にも貢献するつもりです。さらに烏山病院にIRBを設置し治験、臨床試験の実施をスムーズにできるようにも考えております。

このように我が国において早期?探索的臨床試験を実施できる施設と体制をアカデミアに整備し、優れた医薬品を早く患者のもとに届け、また医療系人材の育成にも貢献できればと考えています。