研究室概要

研究所の特徴および活動状況

診療部門としてスポーツ健康外来(2015年5月開設)のスタッフや昭和大学各附属病院診療科、歯学部、薬学部、保健医療学部、富士吉田教育部などのさまざまな兼担研究者が加わってオール昭和で研究を行っています。また、診療?研究だけでなく、本学での教育システムの開発や、学外での地域健康増進活動の支援も重要なテーマとして取り上げ活動しています。
開設からこれまでの主な活動内容としては、
1)スポーツ健康外来におけるメディカルチェック?デンタルチェック診療の開始と充実化
2)学術研究発表会の開催(年2回)
3)地域でのセミナー開催
4)日本体育大学と洗足学園音楽大学との共同研究
5)横浜市青葉区スポーツセンターとの地域連携
6)パラリンピック強化指定選手の健康診断
7)東京2020参画プログラムの参加
8)青葉区歯科医師会とのマウスガード啓発活動
などがありました。

今後の展望

2020年東京オリンピック?パラリンピックの開催決定を契機に「スポーツ」と「健康」への関心がより一層高まっているなか、本研究所は設立されました。目標はbeyond2020で時勢に流されることなくスポーツ科学?健康学を通じて「人間の可能性を探求する」研究所を目指していきます。
具体的にはスポーツ健康外来診療のさらなる充実を目指すとともに、日本体育大学と洗足学園音楽大学との連携ならびに共同研究に注力します。
また、横浜市青葉区スポーツセンターとの連携では心臓病患者維持期の地域心臓リハビリテーションを開始しており、これを軸として本学医学部衛生学公衆衛生学講座や青葉区医師会、青葉区薬剤師会との連携や市民教室の開催も行い、地域におけるさらなる健康増進活動の発展に尽力します。