救急?災害医学講座

講座紹介

 大学医学部における救急?災害医学講座はそのまま大学病院において救命救急科?救急診療科を構成します。従って、講座の教授、准教授、講師、助教、その他、大学院生らはそのまま病院の救急医学科の相応するスタッフとして働いています。
つまり、脳?心臓などに由来する内因性疾患の急性発症で極めて重篤なもの、その他原因不明の意識障害、敗血症などについて、また重度の多発外傷、薬物中毒などの外因性疾患について、救急医学専門医(厚生労働省による呼称は”救急科専門医”です)が中心的に活躍しています。
 一方、これらとは別に内因性疾患の急性発症に対応する救急総合診療ないし救急内科診療も行うという意義が付加されました。そして、これは、平成30年度より救急診療科として救命救急科と連携して活動を開始しました。

 従って、救命救急科は従来の救急?災害医学講座の陣容で「救命救急医療」に特化した、つまり地域の重症救急患者の"最後の砦"たる救命救急センターでの中核的な役割を担うことに変わりはありませんが、救急診療科は、いわゆる初期?二次救急医療を担うことになります。
 つまり、内因性疾患による急性発症が疑われる救急患者に対して救急診療科のスタッフが初期診療に当たります。初期臨床研修を実り多いものとするにあたり、救急医療も基礎的なコースに位置付けられ、従って初期?二次?三次救急医療全般が必修の研修対象となりました。

 このように救命救急科と救急診療科とが協力することにより、救命救急センター部門と初期?二次救急医療部門とからなる足彩胜负彩救急医療センターにおいて救急医療を学ぶ初期臨床研修医らが常に数人から10人程度いて、救急科専門医らによって指導されています。

講座員

専任

役職氏名